無料で見られる国宝

 奈良の国宝の建造物64件は基本的には全部見られます。京都の大徳寺には非公開のものもありますが、幸い奈良県は非公開がありません。中でも東大寺の二月堂、南大門、転害門、鐘楼、般若寺の楼門、興福寺の東金堂(内部は拝観料必要です)、五重塔、三重塔、法隆寺の南大門(写真)、DSCF5023東大門、西円堂、聖霊院、長弓寺の本堂、石上神宮の拝殿、宇太水分神社本殿等、多数が無料で見られます。無料が良いという訳ではありませんが、64件もありますので何回か訪れてみないと何処にある判らないものもありますし、仏像も含めて多少の下調べが必要です。仏像が寺院から持ち出されて、東京の博物館などに出展される事もありますが、近くでゆっくり見られるチャンスです。

 国宝の管理は文化庁ですが、正倉院の正倉は宮内庁の管理です。古都奈良の文化財が世界遺産に選ばれる時に少し事情があって、国宝に選定されています。国宝に指定されたのは宝庫の建物だけで、宝物類は指定されていません。この宝物ですが、宮内庁の整理済みだけで9,000点とも言われ、毎年も正倉院展に出展される宝物は70点前後で、今年ようやく、62回目の開催ですので少し、気が遠くなる話です。