深・仏陀の教え⑫~失念~

DSCN1518 うっかり忘れていたミスを『失念していて申し訳ありません…。』と弁明する若者がいます。忘れないようにメモをとればいいだけの事なのですが…。この失念という言葉が私には聞きなれない事もあって、しっくりしません。「うっかり」や「度忘れ」より多少、聞こえが良い感じがしますが、大事なことを忘れる事には変わりありません。記憶力が衰えて物忘れをするのではないこの失念は実は仏教用語で、「記憶をさまたげる心の作用」や「心を散乱させてしまうこと」で煩悩の一つです。そうです、心が作用しているので記憶の問題ではなく、心…姿勢の問題です。今日の話は「係長の隔壁」でも良かったのですが、あえてこちらでアップしました。

 3月も明日で終わりです。桜の開花も気になるところですが、新年度、新学期に心弾ませる若い方もたくさんいらっしゃる事だと思います。小さな枠にとらわれず、諸先輩の懐の大きさを信じて、良い意味で暴れて頂きたいものです。