Daily Archives: 2017年8月17日

震・仏陀の教え⑩~心の浄化~

 日記に「この…恨みはらさでおくべきか…。」とまでいかなくても、「〇〇の屈辱は絶対、忘れない…。」と書いておくと、ずっと覚えているものでしょうか?時が経って、その日の出来事を見て、残念に思ったり、メラメラと再燃させても今の人生にプラスになるかと言えば、大方はならないでしょう。日記に書いても書かなくても、嫌な事はそれなりに記憶に留めておかれます。その事が原因で疎遠になったり、関係が悪くなった人もいる事でしょう。大事なのは、引き摺らない事です。会いたくない人には会わなければ良いだけで、変に意識し、残念な恨みの心を持ち続けている事が、相手より自分をより多く痛めつけてしまうものです。

 世の中、悪気があってもなくても、他人の立場を考えずに、約束を破ったり、嘘をついたり、ごまかしたり、恩を仇で返したりする人間もいます。万が一、その渦の中に巻き込まれたりする事があっても、個人的な復讐心を増幅させると、自分の生活、大切な時間…ひいては人生が台無しになる事だけと思って下さい。ことわざに「人を呪わば穴二つ」がありますね。穴はお墓の事です。誰かを恨むと、その「恨みの念」が自分に返ってくるという意味です。では、酷い事をした相手を許す…のが本当に正しい事なのか…。悩みますね…。思い切って「恨みの念」を無くす、消し去る、捨ててしまう…と考えてみてはいかがでしょう。これは心の浄化で、ブッダの教えの根本とも言える「心を浄める教えと実践」です。