Daily Archives: 2014年10月11日

沁・仏陀の教え⑯~かつあい~

 IMG_1396【かつあい】を『割愛』と書くと、省略ではなく、本来の意味は「惜しいと思うものを、潔く捨てたり、手放したりすること」で、愛着の気持ちを断ち切ることに繋がり、煩悩から距離を置く事ですね。一方、『渇愛』となると「喉がかわいて水を求めるように、激しく執着すること」になり、人間の根源的な欲望になります。自己中心的な考えでお金や、欲愛と言う名のドロドロの欲望に執着し、貫こうとすると、必ず…挫折し、破たんします。こういった状態に陥った人は少なからず、権勢をほしいままにしていた頃から“破滅街道”を進んでいるので、静止が効かないものです。そして、権勢が邪魔をして、本音で語りかけてくれる人が周囲にいなくなります。駄目なものを、「ダメッ!!」と言われない事くらい悲しいものはありません。北斗神拳ではありませんが、“愛深き故に愛を捨てる…。”つまり『割愛』と上手く付き合っていく必要があるのです。人は歳を重ねる度に、『渇愛』に苦しみ、『割愛』を求めてしまうのでしょう。