Daily Archives: 2014年10月7日

辛・課長の壁⑨~崖っぷちの二人~

 物事は、正しいか?正しくないか?だけではなく、『自分の言動に対して、相手がどう思うか?』を考えなければなりません。どんな時でも、正しいジャッジはもちろん、悪くはないのですが、人間のやる事ですから、タイミングや相手の心中を推し量り、『正解』に対して、優しい配慮がプラスされている事が望まれます。組織では役職と経験年数だけで頭ごなしに自分だけの『正論』を振りかざすと、人は苦手意識が蔓延り、同調しにくくなります。この事は最近、若手からベテランに対しても少なからず、起きていて、IMG_0044時には棘の刺さった気不味い会話が生まれたりしています。何でもそうですが、『正論』は品位も兼ね備えていないと通らないのが、この世の中です。先日の落語の中のエピソードではないですが、こういう事がまったくわらかない人はほぼ、高い確率で当事者かも知れない…って事ですね。

 力技だけで物事を解決、処理しない賢明な方法を持ちあわせているのがマネージャーです。時には力技も必要ですが、それだけでは、人間関係に綻びが生じてしまう可能性もあります。人を追い詰めるという事は、また自分自身も追い詰められている事なのです。お互い崖っぷちに近づいて危険な場面を共有しても、そこから得られるものは何も無い筈です。