Daily Archives: 2013年5月23日

維新の本流

 5月12日に放送された大河ドラマ「八重の桜」の第19回『慶喜の誤算』を見て、改めて考えさせられるのですが、薩長への倒幕の密勅は偽勅だったというのは真実なのでしょうかねぇ?また、孝明天皇の死の真相が病死でないのなら、聖徳太子の存在や邪馬台国の場所云々以上にたいへんな新事実で、大騒動ではないでしょうか?
 明治維新は薩長によって捻じ曲げられて推移したもので、旧幕府側から見るとテロ行為にも等しい暴挙だと見る人もいるでしょう。赤報隊をはじめ偽官軍とされた不幸な集団や天狗党、天誅組などタイミングが悪い為に歴史の影に葬られた組織の実態がすべて明るみにはなっていないと思います。そして、今後それが全部解明される事もないでしょう。IMG_2397
   明治維新は明治政府というより、薩長サイドの評価ですから、私はこの後の研究で見解が変わる可能性もあると思っています。ただ、歴史は数多の尊い人の犠牲の上に成立しています。反省すべき点は今に、未来に活かさないといけません。そして、現在の歴史観の基本となった小説や古文書、各種文献等の適正な評価、分類もきちんとしておくべきです。いずれにしても、日本の教育現場というか、真の学舎たる場所を構築した上で、もっと『明治維新』の勉強、考察がなされるべきである事は間違いありません。歴史を見る限り、明治維新の本流は“話し合い”でなく“殺し合い”です。ゆえに痛みを伴う改革であり、大きく日本の国が動いた歴史上の出来事として評価がついて来るのですが…。

 最近「維新」という言葉が政治の宣伝に安易に使われたきらいがあって、どうも安っぽく感じます。会社の来期65期の経営方針は『大成維新』からスタートします。「維(これ)新なり…。」の意味の通り、印刷会社ですから正に“刷新”していく事が『維新の本流』だと思います。