Daily Archives: 2013年5月22日

対面石と板そば

 IMG_3094  山寺のある宝珠山の南側の麓を東西に流れる立谷川にかかる宝珠橋近くに大きな岩があり、これを対面石と呼びます。860年(貞観2年)に慈覚大師が山寺こと立石寺を開くに時に、この地方を支配していた伝説の狩人の磐司磐三郎(ばんじばんさぶろう)と大師がこの大石の上で対面し、仏道を広める根本道場を求め、寺院建立の了解を得たと伝えられています。自然の景観を生かし、山岳仏教の霊場を築きあげるため、殺生をやめてほしいという、慈覚大師の尊い言葉と御心に感動した磐司磐三郎は、生業である狩猟をやめて、自らも仏道に帰依して立石寺開山の基礎づくりに協力しています。SN3O0954

  その石と同じ名前のお店があり、各種そばやずんだ餅などが食べられる甘味処も兼ねた食堂です。参拝した後のランチはこちらのお店で頂きました。前日の“芋煮”効果で「芋煮そば」をオーダー人が多かった中、私は山形名物の「板そば」を食べました。板そばは山形県の内陸部でよく食べらる蕎麦で、かつて大きな長い板や木箱にそばを盛り付けた事が名前の由来です。現在もざるではなく木で作られた長方形の浅い箱状の器に盛られて出てきます。蕎麦殻を挽き込んだ黒い蕎麦粉で田舎そば風で、太くてやや硬めですが、とても美味しく、グーです。お店によって多少は異なりますが、ざる蕎麦より「板そば」の方が量も多く、値段も高い設定となっています