大根干し

 関東地方ではよく知られた冬の風物詩の干し大根ですが、昔はあちこちでは見られました。先日愛犬との散歩道で発見しました。もともと冬の保存食の漬け物を作るため、大根を冷風にあてるのですが、最近は少なくなりましたね。冷たく乾いた風にさらした大根は、水分が抜け、味がよくしみ込みます。日本全国、都会を中心にこうした家庭料理が消えていくのでしょうが、レシピは簡単に入手できる時代ですから美味しいものは受け継いでいただきたいものです。

 さて、京都では冬の風物詩、大根焚きのシーズンですね。そして、針供養の日でもあり、成道会(じょうどうえ)の日でもあります。お釈迦様の成道…つまり、悟りを開くことを記念する法要の日です。師走は何かと行事が多いですが、「終わり良ければ総て良し」とも言いますので、良い月であって欲しいものです。