マネージャーの資質⑨

 最近ではマネジメントだけをするという人は減少しているそうですね。自分の業務をしながら、マネジメントもする…つまり、プレイングマネージャーが流行りの様です。そして、そこでの問題は、マネージャーになっても一プレイヤーの時と同じ様に業務を熟してしまうことです。前提として、マネージャーとプレイヤーでは仕事の内容が異なります。プレイヤーの仕事は目に見えて成果がはっきりして、周囲の称賛を得やすく、マネージャーとしての不出来を補う口実になり易いのも事実です。一方、マネージャー自体の仕事は、プレイヤーに比べ、はっきりと目に見えて、すぐには成果が判りにくいものです。また、部下や他部署とコミュニケーションをとったり、課員の面談、あるいは様々な相談にのったりするなど、直接的には仕事と結びつかない業務も少なくありません。原則、マネージャーは仕事に精通しており、経験も豊富で熟練度、貢献度も高い人がなる事が多いものです。ですから、現状の課員の職務の精度やスピードに満足する事が出来ず、直接成果や効率を考えると、ついつい自分でやってしまいがちです。ただ、こうなると部下の育成にも支障がでます。ここの見極めがマネージャーにとって非常に重要です。絶対…乗り越えて欲しいハードルはお互いにイメージして、やり切ってもらわないと、お互いの信頼関係および、マネージャーにとっての共育の責任が生まれてきません。