毀誉褒貶(きよほうへん)

 黒書院の六兵衛の中で篤姫のが徳川宗家16代家達に「世の中の毀誉褒貶に惑わされる事無く…しっかり生きていくのですよ…」という件(くだり)がありました。うろ覚えなので少し違うかもしれませんが、毀誉褒貶とは難しい言葉で、意味は「ほめたりけなしたりの世評」ですね。「毀」と「貶」はどちらも共にそしる、つまり非難すること、けなすことを意味し、「誉」と「褒」はほめることを意味しています。 相反する漢字を二度も使う事でそれぞれの意味を強調して表しています。人間、褒められると喜び、けなされると落込むのは当然ですが、自分の実力をちゃんと認識し、それ以上でも以下でもないと腹を括ること、世間の雑音が気になりません。要は人間は気まぐれな生き物です。好き嫌いも激しいし、感情の起伏もあって当然です。そうした浮き沈みに一喜一憂してることことはありません。自分のやってきた事に自信を持ち、今を…これからを信じる事で地に足付いた安定感が養われます。