series☆さらなる、あかつきの生産管理⑰~全体最適~

 担当者は部分最適、管理者は全体最適を考える傾向にあります。中には担当者が全員、部分最適を実行して、計画や行動が総て成就すれば、それが究極の全体最適と言う考え方を持つ人もいるかと思います。ただ、出来ることから手っ取り早く改善や成果を出す事は部分最適につながり易いものの、組織全体の秩序や利益、方向性について十分、考えて検討し、バランスを考慮した活動とイコールにはならない場合が多いのも現実です。人間、みな一人一人の考え方は違いますから責任範囲や活動領域に差が出ます。ですから、全体最適のイメージが難しい故に安易な部分最適に走ってしまいます。ここで、重要なのはやはり方向性と価値観(許容レベル)の共有に他ならないと思います。その後に戦略、戦術の策定と続きます。また、同時に戦力、能力の把握は必須です。生産管理はもちろん全体最適を考えなければなりません。あたり前の話ですが、生産管理とは生産活動を計画し、組織、統制する総合的な管理活動ですから、はなから部分最適などあり得ないのです。