震・仏陀の教え⑯~面目~

 面目は仏教では、「本来の面目(めんもく)」と言い、人間の日常の生活や意識活動以前の生かされてある命、存在の有り様や姿の事を指します。禅の言葉で自分の本来の姿とか真実の自己と言った意味合いしょうか?これが、「めんぼく」と読むようになると、人に合せる顔とか、世間に対する名誉といった意味に変わります。いくつかある…責任の一つに面目責任があって「不祥事や問題の原因が自分にあったことを認め、立場や面目の低下を甘受すること…。」の意味合いです。面目は躍如がついて、面目躍如になると「世間の評価に値する活躍をしていて、その人本来の姿が生き生きと現れているさま」という本来の意味に近づきます。言葉遊びではありませんが、日常使われている言葉が元々仏教の教えに基づいていると、勉強になります。