Monthly Archives: 11月 2018

2018★紅葉ツアー③新大仏寺

 今回のツアーの最後は三重県伊賀市の新大仏寺でした。創建は今から800年前の鎌倉時代初期、開基は源頼朝で真言宗智山派の寺院です。本尊は奈良東大寺の本尊で有名な盧舎那仏で頭部は快慶作です。源頼朝が後鳥羽法皇の勅願寺として開創し、東大寺大仏と大仏殿の復興事業を指揮した僧・重源を開山として創建されたと伝えられています。思いの外、広い境内の紅葉も見ごろでした。盧舎那仏は撮影禁止ですが、護摩祈祷堂の後ろの岩肌を穿った半洞窟に高さ6㍍の不動明王があり、こちらは撮影できました。不動明王は大日如来の化身とも言われ、五大明王の中心となる明王です。一般的に不道明王のお顔は怖いですね。この憤怒の姿は、悪人も含め人々も力ずくで悟りに導き救済するためになったとのことです。そして人々の煩悩や障害、厄災をも滅ぼし、あらゆる害を及ぼす魔物や悪魔などを抑え込むために、厳しく…恐ろしいお姿になられたのです。ですから、善人には見方、悪人には敵方の構図ですね。

 この日のランチは伊賀上野の有名店ですき焼でした。昭和3年創業らしく、休みの日は予約が必要な人気店です。近鉄の駅の広告などでも見かけていたので前から行きたかったお店です。メンバーも知っていましたが誰も行った事がなかったお店です。昼間から食べるすき焼は美味しいですねぇ…。さて、本日で11月も終わります。泣いても笑っても、今年も私のブログも後一ヶ月となります。ラストスパート!頑張らないと…。

2018★紅葉ツアー②油日神社、敢國神社

 油日(あぶらひ)神社は用明天皇或いは天武天皇の時代の創建と伝えられ、南鈴鹿の霊峰油日岳の山頂に油の火のような光とともに油日大明神が降り立ったという伝説から「油日」の名がついたと伝えられています。あの聖徳太子も訪問したと言われる歴史ある神社です。明治維新までは神仏習合の影響もあって、室町時代の絹本著色十一尊蔓荼羅図(きぬほんちゃくしょくじゅういちそんまんだらず)、千手観音三尊蔓荼羅図、種子三千仏などが保存されています。写真の入母屋造、檜皮葺の楼門は1566年(永禄9年)の建立で、国の重要文化財です。

 この油日神社から車で30分南東に走ると県境を越えて三重県、伊賀国となります。甲賀と伊賀は滋賀県と三重県の山間部を挟んで割と近い場所で、よく対立の構図が描かれますが案外中身は近かったのかも知れませんね。左の写真は伊賀国一宮の敢國神社(あえくにじんじゃ)です。こちらの神社も創建は古く、658年(斉明天皇4年)と伝わっています。参拝した日は伊賀忍者の頭領、服部一族の奇祭「黒党(くろんど)まつり」の日で、関係者がたくさんいました。服部一族は代々服部半蔵の名前を受け継いでいましたが、どうやら忍者だったのは初代だけの様です。白土三平の忍者漫画ではあまり良いイメージで描かれていませんが、桑名藩の家老職などを経て維新以降も続いています。そして、12代当主の服部半蔵正義は戊辰戦争では旧幕府軍として桑名藩全軍を率いて戦い、その後…朝敵の汚名を着せた西郷隆盛を討つべく、数百人の兵を集めて西南戦争に政府軍新撰旅団中隊長として参戦しています。

2018★紅葉ツアー①櫟野寺(らくやじ)

 先週の三連休初日に奈良の旅行部のメンバーを中心に甲賀、伊賀と社寺参拝に行ってきました。メインはこの櫟野寺で伝教大師最澄が、792年(延暦11年)に最澄が霊夢を感じて櫟(イチイ)の生木に十一面観音像を彫り、安置したのに始まると伝えられています。その後、806年(大同元年)に坂上田村麻呂が堂宇を建立したそうですが、その堂宇は戦火などでたびたび焼失していますが、再建されています。その十一面観音は坐像(左の写真は案内板より)で高さ3.3㍍、33年に一度開帳される秘仏でしたが、最近は春秋に特別公開されています。十一面観音は多くの顔を持ち、この顔で世の中の困っている人のことを絶対見逃さず、救って頂ける有難い仏様なのです。他にも仏像がたくさんあり、昭和の時代に白洲正子さんの「かくれ里」で紹介され、2016年に東京国立博物館で開催された特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」で20体すべてを寺外で展示され、広く知られるお寺となりました。ちょっと訪問しにくいですが、油日神社や湖南三山含め、近くには魅力的な社寺がたくさんあります。

新・京都の真心⑮~ニューバード~

  先日、近鉄丹波橋駅構内のパン屋さんで懐かしいパンの名前「ニューバード」を発見し、思わず買ってしまいました。ソーセージの入った細長い揚げパンなんですが、わざわざ「ニューバード」って名前がついています。そう言えば久しぶりに食べましたが、その話をしていると奈良や大阪の人は「ニューバード」には馴染が無いようです。よくよく調べてみるとどうやら、京都限定のパンだったみたいですね。京都のパン文化は良く知られていますが、その歴史の中で、こうした逸品が誕生しているのです。今は亡き京都のパン屋さんが50年前から作っていた幻のパンだそうで、受け継いで販売しているパン屋さんも何店舗かある様です。麺類もいいですが、京都でのパン巡りも楽しみたいものです。

本心、本音、本当の自分③

 人間…あらかじめ予想していると対処、対応が可能ですが、予期せぬ修羅場に怒りがこみ上げる事があります。よく、怒りに流されない方法として、心の許容量を大きくすれば良いなどと言われますが、なかなか簡単な事ではありません。また、微笑む仏像の顔を思い浮かべるのも一つの対策らしいですが、怒りがこみ上げ、興奮している時にそんな余裕はありません。ただ、日頃から残念な事、悔しい事、腹立たしい事を見つめ、特にそうした事が自分に降りかかってくるのは修行だと思い込んでおく事は有効かも知れません。怒りにまかせて、誰かを責めても解決しない事はよく分かっている筈です。駄目な事はきちんと言っておかなくてはいけませんが、相手に判る様に伝えるのが一番です。ここは絶対に譲れない勝負所であるのなら、尚更です。昔の様に机を叩いて、怒鳴られ、蹴落とされても…それをエネルギーに変えて這い上がる時代ではありません。日頃から本当の自分は穏やかな人間であると何度も何度も言い聞かせておくと、怒りのエネルギーに流されません。人は「本心、本音、本当の自分」を曲げてまで苦しむことはないと思います。

東陽町のとんかつ

 東京地下鉄の東西線の東陽町駅は東京メトロの中で乗り換えがない駅では乗降客がダントツに多い駅と聞きました。JR中央線の中野駅から都心部を貫いて、千葉県のJR総武線西船橋までの全長 30.8㌔㍍の東西線は全国でもトップクラスのワースト混雑率(199%/木場⇒門前仲町7:50~8:50)らしく、そうした飽和状態を解消するべく、東陽町のお隣の南砂町駅では、線路やホームを増設する改良工事が進んでします。総事業費は340億円で2021年度の完成を目指しているとか…。改良工事の内容は、現在の島式ホーム1面とそれを挟む上下線路から、島式ホーム2面と線路3線に拡張する工事で路線容量の増大が可能となります。

 さて、本題のとんかつですが、東陽町と言えばこのお店!という有名とんかつ店に先日行ってきました。写真はランチ限定の肩ロース&ヒレかつの定食です。お米は島根の仁多米で、ブランド米でかつといっしょに美味しくいただきました。

続・HIEI

   先月、叡山電車の観光列車のHIEIが公益財団法人日本デザイン振興会主催の2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。今回の授賞理由として比叡山への観光アクセスと市内近隣の通勤や通学の足を両立した車両であることや、30年前の車両のリニューアルであることを感じさせない大胆かつ斬新な楕円(だえん)形の正面のデザインや、さらに落ち着いた車内の内装デザインなどが高く評価されたのでしょう。そして、グッドデザイン受賞と重なる形でプラレールも発売され、思わず…買ってしまいました。この車両のデザインは比叡山と鞍馬山のイメージを取り入れていますが、鞍馬方面に営業運転する予定はいまのところないそうです。

ラーメン街道

 北大路通と東大路通がクロスする交差点が高野で、その北側かつ叡電の一乗寺駅付近から西側一帯が通称「ラーメン街道」と呼ばれるところで、軽く20店舗以上はひしめき合っている激戦区です。先日、ラーメン好きの知人と目出度い店名のお店に行ってきました。このお店はカウンター8席だけのこぢんまりとしたラーメン店です。濃厚なスープの魚介系のラーメンで、こうしたものが人気なのでしょう。実はこのラーメン街道でラーメンを食べるのは初めてなのです。私が若いころにも有名なラーメン店は市内にいくつかありましたが、この場所が激戦区だったかどうか?記憶がないのです。濃厚なスープなので、麺といっしょに絡んで、食べ終わるとラーメン鉢にほとんどスープは残りません。他にも有名店がたくさんあるので、また機会があれば訪問したいと思います。右の写真は一乗寺駅から撮影した一コマです。

九条葱

 東大阪市の本社近くにチェーン店のうどん店があり、時々利用します。写真は期間限定メニューの「九条ねぎとろろ昆布うどん」でバリエーション3種の一つです。少し煮込んであって、麺にもちもち感があり、美味しく頂きました。京都市南区九条地区が主な生産地であったことでその名前がついた「九条葱(ねぎ)」ですが、現在は八幡市や南丹市、京丹後市など府下に作付面積が広がりつつあります。というのも京都のラーメン、うどん、そばにはやはり九条葱が定番の様で、必須アイテムになっています。本日は二十四節気の小雪、いい夫婦の日でもあります。雪がちらほらする頃で、寒くなって、温かい…麺類には九条葱は似合います。

西郷の顔⑧

 大河ドラマ「西郷どん」もいよいよクライマックスですね。西郷と木戸の会話、感動しましたね。『人は皆、過ちを犯すもんじゃ、じゃっどん、そん過ちを認め、どう明日へ向かうか?それで、そん人の器量がわかる…。』心に響く良いセリフでした。47回が最終回なので?あと3回ですね。ここで西南戦争まで一気にまとめてしまうのですね。個人的には1874年(明治7年)の佐賀の乱から、1876年(明治9年)の神風連の乱、秋月の乱、萩の乱を一回ずつやって、1877年(明治10年)の西南戦争を3回、そして翌年の紀尾井坂の変を1回…全部で後8回で締めくくって欲しいのですが…。そして、総括の歴史番組のスペシャルを企画してもらいたいですね。謎と疑惑と真実と可能性をAI診断してもらうと、ねつ造に乗せられているだろう歴史観が見直せます。平成が終わろうとしている中で、勝者の歴史、結果オーライの明治維新も少しは振り返ってもよいのかと思います。