Monthly Archives: 11月 2014

晩秋の播州路③~手打ちそば~

 SN3O1262神積寺②最近はこうした隠れ家風の民家の“手打ちそば”の名店が、事前に調べられます。今回のツアーは9人で、蕎麦の味にはちょっとウルサイ…食通を気取った人もいますので、ランチ時のお店のチョイスも骨が折れます。このお店は住宅地にあって、少し分かり難い場所にありますが、ナビと大きな看板で無事に到着しました。一日、数量限定の定食御膳がありましたが、私は「鴨つけ麺」にしました。大盛にしましたが、9人全員大盛だったので、ちょっと少ない目って感じです。お店は夫婦で営業されているので、IMG_0362お茶でもなんでもゆっくり待つことが基本です。お蕎麦はコシがあって、のど越しもよく、美味しく頂きました。このお店の奥様に、食事の後、神積寺に行くと告げると「拝観券」を頂きました。これも御縁ですね…。

 さて、今日で11月も終わりです。明日から12月、師走です。先生と呼ばれる議員に当選すべく、走る候補者も忙しい事でしょう。

35年ぶりの再訪

 SN3O12547月20日のブログの「たかばしのラーメン」のもう一軒のお店に、先日…35年ぶりに行ってきました。創業は隣より、少し遅いですが、それでも、洋食屋さんがラーメン屋さんに変わって60年近い全国的によく知られた「京都ラーメン」の老舗です。スープは豚骨をベースにタマネギを加え、醤油味で麺はストレートの中太で、“中華そば”という表現がピッタリのラーメンです。普段は行列ができていますが、回転が早いので10人程度なら、すぐにお店の中に入れます。京都駅から徒歩10分で、隣のお店ともども、大人気かつレベルの高いラーメン屋さんです。

老ノ坂へ…(9)

 膨れ上がる欲望に対し、満たされない不安が、楽になりたいと思う所以かも知れません。叶わぬ夢を追い求めて、焦燥感に佇む若い日々と違い、それなりの年齢だからこそ小さくまとまろうとします。世間の目がどうしても気になるのは、価値基準が自分にないからなのでしょう…。『見たくない…。』から変化した『みっともない…。』も目に、耳にするものの、あまり使われない言葉となった弱気な世の中を感じます。そんな中で、自分自身の姿勢と思考は何れにしても、きちんと持っていたいものです。SN3O1110

 年齢を重ねてもこの『生きる姿勢』を力まず、焦らず…粛々と守っていくのが人生です。時として、過去に言い放った格言などの言葉を若い人から、『昔、こう…話していました…よ…。』と聞く事があります。それはそれで、「はっ」として…なぜ、忘れていたのか?反省する日々です。扉が閉まる時、一旦…風は止みますが、また、扉を押し、部屋を開放し、新しい空気を取り入れる度に、心地よい風の強さを感じます。塵や埃が飛び去る風に、息吹く時代があるからこそ、一踏ん張りも二踏ん張りもやってみたくなります。

続・聖域

 SN3O1203聖域は人間の弱さから生まれると聞いた事があります。そして、なるべく意識をしない様にしているので、立ち入るタイミングが遅れます。聖域とは簡単に言うと「特別扱い」となります。歪があっても、ある程度の歴史や止むを得ない背景によって、簡単に割り切れない事情もあるのでしょう。故に、それなりに長引いていしまいます。

  脱皮する為には聖域となっている事例だけを対象者抜きで箇条書きにして、ホワイトボードにでも貼りだしてみると、その異常さ、不具合さがよくわかります。優遇されても構わないことと許容が超える事は根本的に違います。裁量も同じ事で、聖域を作り出す様な裁量権の行使は『愚の骨頂』です。何より不幸なのは聖域の暗闇にいる当の本人です。抜け出せなくなった該当者は、往々にして、哀しい結末が牙を剥きます。無責任に用意された聖域に打ち勝つのは、その環境にいち早く、気が付いた本人の努力次第です。

晩秋の播州路②~神積寺~

 IMG_0381今回の秋のツアーのメインイベントは兵庫県福崎町にある播磨天台六山の一つとされる神積寺(じんしゃくじ)の60年振りの本尊の御開帳です。一条天皇の勅願寺として991(正暦2年)に開創されたという歴史を持ちます。開基はあの有名な慈恵大師こと良源の高弟で、大納言藤原範郷の子である慶芳上人です。一条、三条両天皇の厚い帰依を受けて、神積寺①かつては七堂伽藍と五十二院の大寺院として隆盛していましたが、鎌倉時代末期の大火で全山焼失しています。その後、1588年(天正15年)の有馬法師の寄進により再建され、今に至っています。

 本尊は開基の慶芳上人が自ら彫り安置されたと伝わる高さ88。5㌢㍍の薬師如来座像で、60年に一度の御開帳で、国の重要文化財です。これは60年毎に勅使により秘鍵(ひけん)が開かれた由来があって、現在もその歴史を引き継がれています。秘鍵とは秘密の庫をあける鍵(かぎ)の意味ですね…。写真の紺色の御朱印も60年に一度の特別版です。

晩秋の播州路①~朝光寺~

IMG_03512012年の5月16日のブログに「再訪も御縁と微笑む大師かな…。」と書いた兵庫県加東市の朝光寺に先日、秋の歴史&旅行部のツアーで訪問してきました。その日は地域のボランティアの方のガイドがあり、もともと無人のお寺なので、歴史がわかって良かったと思います。その説明によると、6~7世紀に中国、朝鮮半島を経由して、日本へと渡ってきたとされる伝説の法道(ほうどう)仙人が651年に開基したと伝わっているとか…。現在は高野山真言宗で、本尊は秘仏の2躯の十一面千手千眼観世音菩薩立像です。寄棟造、本瓦葺きの写真の本堂は室町時代の建立で国宝です。この寺院は無人で、拝観も無料ですが、すぐ近くのお寺で御朱印は頂けます。

Evolition Day

 1859年(安政6年)のこの日にダーウィンの『種の起源』の初版が刊行されました。そういう事から、本日は「進化の日」です。ただ、ダーウィンはこの進化論のなかで、進歩や前進、発展という意味の「Evolition」ではなく、「Descent with mondification」という言葉で表現しています。これは、「変化を伴う系統、由来」IMG_5302を意味しているそうです。進化論の基本的な考え方には自然淘汰、生存競争、適者生存があり、自然界の様々な要因によって、常に環境に適合できる様に進化し、勝ち残った結果として、多様な種が発生する事を示しています。生物学の難しい事は解りませんが、社会や経済とその中の生産活動においても、同じ事が言える気がします。環境適合できなければ死に絶える訳なんです。とにかく、本日は目出度い「進化の日」つまり『Evolition Day』です。新しい扉が開く日…節目の日かも知れません。何かのきっかけやタイミングを上手く、プラスエネルギーに変えて、新しい歴史の一頁を刻む重要性を自然界から学び、日々の生活で実践していきましょう。

東生駒のラーメン

 ichibou近鉄生駒線の菜畑駅から東に約1㌔ほど行くと、今回のラーメン店があります。距離的には東生駒駅の方が近い様ですが、徒歩では行くと10分以上はかかります。開店は今年の3月で、元々、イタリアンのお店だった様で、お店の中はラーメン屋さんの雰囲気はありません。それでも、雑誌に掲載されたりしている有名店です。グルメサイトの口コミの評価は好評化とそうでないものもありますが、私の食べた魚介の風味のあるコッテリスープでコシのある太麺の黒いラーメンは美味しく頂きました。チャーシューは赤みがあってレアですが、これもまたグーです。

山手線ラッピングトレイン

 JR東日本は先月から、東京駅開業100周年のイベントの一つとして山手線にラッピングトレインを走らせています。先日、東京出張の折に、東京駅で偶然にも発見しました。この電車は11両の山手線1編成を使用して、IMG_0339車体前面の窓下と車体側面を赤レンガ色にラッピングしてあり、1914年の開業当時と2014年の現在の東京駅の姿をデザインしています。1編成だけで、たまたま、東京出張時にその車両を見れるのは非常にラッキーな体験です。開業100周年を迎えるのは12月20日で、前日には団体専用の臨時列車ではありますが、寝台特急「富士」の復活運転もあり、何かと楽しいイベントも盛り沢山です。尚、このラッピングトレインは来年の3月末まで走るそうです。

沁・仏陀の教え⑳~舟のほかに我はなし~

 shinran2五木寛之の全国37紙掲載の小説「親鸞 完結編」の新聞連載は7月に終り、単行本は今月になって発売されました。書店では販売されない挿絵入りの特別装丁版も限定で予約販売があったようですが、私は場所の取らないIMG_0282文庫版の発売をひたすら待っています。ひたすらを漢字にすると「只管」と書き、道元禅師の只管打坐(しかんたざ)の名言を連想します。そして、道元禅師の有名な言葉の一つに『舟のほかに我はなし』があります。ここで意味をツラツラと書きませんが、「二つが一つ」の大切なその時々を「如何にどうあるべきか?」を考え、悩み、答えを探す事が重要だ…と伝え、教える有り難い言葉と認識しています。そして、それは舟と自分を考える事により、生きているからこそ、生かされている自分にも気が付きます。道元禅師の教えは答えを出す事だけを求める事ではなく、答えを捜そうと、疑問を持ち、動き出す事こそが最も大切であると説いているのではないでしょうか?