Monthly Archives: 2月 2013

新・そば処⑫

 写真は東海道新幹線の新富士駅にあるSN3O0744蕎麦屋さんの「桜えびかき揚げ天ざる」です。桜エビと言えば静岡の名産で、駿河湾や東京湾、相模灘に分布していますが、主に漁獲対象となっているのは駿河湾のみだそうです。サクサクした食感で冷たいおろし蕎麦とも相性はグーです。本当に海がピンクの桜色になるそうです。

 ところで、新富士駅は新幹線だけの駅で他社の鉄道路線が乗り入れていない「新幹線単独駅」と言います。全国で10駅ありますが、東海道新幹線では新富士駅だけです。

わかやま電鉄貴志川線①

IMG_2655 「わかやま電鉄貴志川線」は通称で正式名称は「和歌山電鐵貴志川線」と言います。JR和歌山駅から紀の川市の貴志駅までを結ぶ14.3㌔のローカル私鉄で2006年3月までは南海電気鉄道でしたが、4月1日より両備グループの岡山電気軌道に事業が引き継がれています。そこには、利用者の伸び悩みや減少への有効的な打開策がなく、鉄道会社と言えど、公共性があったとしても企業ですからIMG_2663不採算部門を放置できなかった背景があります。鉄道に詳しくない人でもテレビや新聞でニュースになる「たま駅長」はご存知でしょう…。各種イベントやグッズ販売等の経営努力で収益改善をしている鉄道会社で、そうした努力が評価され2011年には日本鉄道賞表彰委員会の「ローカル線客招きアイデア賞」を受賞しています。左写真の様に電車内にガチャポンがあったりして、乗車する楽しさと売上を増す工夫が見られます。

 大手の南海電車に見捨てられた形で地方自治体&引継ぎ企業が真剣に再生に取り組んだ「わかやま電鉄貴志川線」ですが、小嶋社長の「日本一のローカル線をつくる たま駅長に学ぶ公共交通再生」という著書は鉄道ファンの立場ではなく、工場長として学ぶべき経営&改善読本ですね。

真・課長の壁⑯~才能~

 “才能”とは調べてみると…『物事を巧みになしうる生まれつきの能力』とありますが、これは少し修正して頂きたいと思います。“才能”には情熱が必要です。情熱は人生のどこかのタイミングで覚醒するかも知れないですが、“才能”=「生まれつき」と限定してしまうと、諦める事につながります。…そうなんです!!諦める事、すなわち“断念”と“才能”は両極なんです。諦めない事が“才能”です。IMG_2177まぁ、本来はこれが生まれつきなのが人間かもしれませんが、『自分は駄目なんだ…。』と諦めがちなんですね。はっきり言って『駄目!』と解っているなら、何とかするしかないんですよ。恐いのは『駄目!』な状態に自分も周囲も慣れっこになってしまう事です。

 では、何を諦めないのが“才能”かというと…“可能性”なんです。自分の“可能性”ぐらい独り善がりでも信じて欲しいものです。可能性を信じる事に固執しても、変わらない自分を肯定する事は絶対にやってはいけません。案外、後者の正当化を強調し、変わらない自分に酔う強情な人が多くて困ります。そして、…新たに改訂される国語辞典の“才能”の頁には『情熱を持ち、困難においても自らの可能性を信じ、絶対に諦めないこと…。』という意味を載せて欲しいです。

榛原のやきめし

 1月26日に紹介した大宇陀のラーメン店の姉妹店が榛原にあり、SN3O0760先日、“やきめし”を食べに行ってきました。わが師「杉下右京」の影響で細かい事がいちいち気になる様になりましたが、大宇陀のお店では“チャーハン”で、こちらは“やきめし”でした。場所は近鉄大阪線の榛原駅ですと室生口大野寄りに、徒歩20分で、別名“初瀬街道”なる国道165号線沿いあるログハウス風のお店です。やきめしは大、中、小サイズ合ってコクのある秘伝のタレが効いていて絶品です。

 改めて…大宇陀のお店の“チャーハン”と何か違いあるのか、気になります。一般的に両者の違いは“やきめし”が「ご飯を先に炒めてから卵を入れる」のに対し、“チャーハン”は「卵を先に入れてからご飯を入れて炒める」そうです。まぁ、厳密には違いはないのでしょうが、その疑問を解決するためにも再度、大宇陀のお店には行きたいと思います。

めはりずし

IMG_2580IMG_2581   現在でも一般家庭で普通につくられている「めはりずし」は三重県や和歌山県の山間部での山仕事や農作業で食べるお弁当としてはじまったと伝えられています。忙しい仕事の合間に簡便に食事を済ませて、目を見張るほどの大きさ、美味しさという事が語源とされている一説もあります。 もともとは酢飯ではなく、麦飯でソフトボールくらいの大きさを高菜で包んでつくったものらしく、豪快な郷土料理だったのです。

 写真はJR新宮駅で販売されている名物の駅弁版“めはり寿司”です。ゴマが入った白米の酢飯を使って大きさも小さめの俵型にして揺れる列車での食べやすい様になっています。

海南のラーメン

 SN3O0743IMG_2590和歌山県の海南市は雛人形が有名の様で、JRきのくに線の海南駅の構内にはたくさんの雛人形が飾ってありました。海南市が一昨年から始めた「紀州海南ひなめぐり」なるイベントの一環で1000体近く展示してあります。

 さて、今回紹介するラーメンは駅前の食堂のメニューです。大正の創業当時から変わらない味で、具には豚バラ、メンマ、木耳等が入った…いわゆる関西の中太ストレートの「黄そば」です。お店一番人の気のメニューだそうで、あっさりしたカツオ出汁が効いていて、美味しく頂きました。

新・散歩道⑩

 SN3O0728先日、ジャックとの朝の散歩のコースを矢田丘陵の近畿自然歩道を矢田寺方面でなく、松尾山方面に行ってみました。左の写真は「僧坊橋」でこの橋を渡ると登り坂になります。暑い夏だとヘタバッテ、すぐに動かなくなるジャックですが、冬なので元気にどんどん登っていきます。この日は自転車を含め、何人かのハイカーを見かけました。この橋からしばらく登っていくとすぐに国見台展望台があります。奈良市街、郡山市街とその向こうに若草山、SN3O0730竜王山、三輪山等の山々が連なって見えます。天気が良く、視界次第では大和三山をはじめ遠くは高見山、大峯山系も見えます。展望台で眼下に広がる大和平野の眺望を見ながら、少し休憩するのも良いでしょう。

 道の途中に柳生の里にある天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)の「一刀石」を連想させる石が転がっていました。思わず、写真を撮りましたが、ノコギリ包丁で切ったみたいな切り口ですね。

柿本寺跡

IMG_2154IMG_2155 飛鳥時代の歌人で、後に山部赤人等と歌聖と称えられている柿本人麻呂の遺骨が葬られたお寺として知られる柿本寺(しほんじ)は柿本氏の氏寺で奈良時代に創建されましたが、明治初期に廃寺になっています。場所は昨日、紹介したピーナッツのお店の南側です。この辺りを東西に流れる高瀬川に沿って国道169号線沿いに建つ和爾下IMG_2166(わにした)神社の参道を東へ進み、約250㍍で北側へ左折すると柿本寺跡です。この参道を含めた森は、8世紀に東大寺領の櫟庄の水を引くため、高瀬川の水路を、今の参道に沿って移し、道も新しく真直ぐに作られたので、治道の森と言います。寺跡とされる近辺からは奈良時代の古い瓦が、多数見つかっています。すぐ南側には、日本書紀に記された影姫の歌を刻んだ石碑や柿本人麻呂の遺髪を葬った「歌塚」があり、平安時代には人麻呂崇敬が盛んになるにつれ有名になりました。広場中央に置かれている石棺の床材は大変大きなもので、原形を保っています。和爾下神社古墳の石棺材と考えられています。

 奈良は奥が深いですね。数多くの社寺以外にあらゆる所に遺跡や遺構、古墳があります。明治時代までは調査だけでなく、保管、保存等もされていなかった事もあるのですが、ある意味、未開の地として今後も発見、発掘などに期待が持てます。

目を引くピーナッツ

 IMG_2170奈良県天理市にある櫟本は「いちのもと」と読みます。JRの万葉まほろば線こと桜井線に櫟本駅もあります。桜井線の中では京終(きょうばて)、帯解(おびとけ)、巻向(まきむく)、畝傍(うねび)等と同じく難読駅の一つです。(奈良県には難読地名が多く、何かの機会に詳しく紹介します。)この地名はかつてこの周辺に天狗の住む巨大な櫟(イチイ)の木の根元があったとの伝承に由来します。また、この地が商業の活発だったことから「市場」という地名が始まって、それが転じ、古くは櫟井とも書かれていたとう説もあります。

 その櫟本駅から東へ約600㍍、天理ICのすぐ近く、国道169号線沿いに、この目を引く、ピーナッツのオブジェがあります。落花生、柿の種やジャイアントコーンを含め、数多くの豆菓子の直売所です。会社自体は創業100年以上の老舗だとか…。目を引く看板とおいしい味で人気のお店で繁盛しています。

真・課長の壁⑮~天職~

 時々、本当は今の仕事ではなく、「絵描きになりたかった…。」や「音楽をやりたかった…。」、「科学者を目指していた…。」なんて戯言を言う人がいますが、今の仕事をいっしょにやっている人にも、夢見る職種の人にも失礼な話です。勉強も同じです。宇宙について勉強したいと思うなら、IMG_2271今すぐにでも勉強したらいいだけの話で、機会やきっかけは自分でチャンス作り出す人に訪れます。どうあがいても時間軸は逆戻りしないのです。『過去に戻りたいと思うなら、たった今、未来から戻ってきたと思って全力を出す事です!!』という言葉の通り、これから頑張れるかどうかが分かれ道です。今まで頑張れなかった事の原因を他責にしている人はこれからも頑張れないでしょう。

 その人の天性に最も合った職業を“天職”と言いますが、自分なりに楽しめる仕事なら皆、“天職”です。最初から仕事とは辛く、苦しいものなんです。ですから、モチベーションを上げ、周囲の仲間に支えられながら、また人と人の絆を大切にして頑張らないと成就しないのです。ブツブツ言っている内は“天職”にめぐり会いません。今の自分を見つめて、何かを変えていき、実力をつける事ができたのなら、その仕事が正に“天職”と呼べるでしょう。