Monthly Archives: 12月 2010

旧国鉄標準色

 写真は昨年12月の大糸線の撮り直し(雪がなくて)での一コマです。車両は気動車で、電車ではないのでパンタグラフや架線がなく、すっきりしています。このキハ52125は国鉄旧標準色の「黄褐色2号+青3号」というカラーリングです。旧標準色は戦前のものですから、戦後生まれのキハ52に塗装される事は非常に珍しく、ファンにとっては夢のようなシーンです。残念ながら、この車両は今年の3月で大糸線から引退OLYMPUS DIGITAL CAMERA(今夏にイベント列車に使われました。)したのですが、その後「いすみ鉄道」が導入しました。「いすみ鉄道」は千葉県房総半島にある小さなローカル私鉄です。 昭和5年に開業した国鉄木原線が前身ですが、1988年に「いすみ鉄道」に引き継がれた赤字路線です。経営立て直しの起爆剤(?)のひとつとして、人気車両の導入となった様です。12月には撮影会などもあったらしいですが、ゆくゆく、本来の朱色とクリームのツートンの国鉄標準色に塗り替えられるという話もあります。ここに行けば、キハ52に会えると思うと、行きたくなります。少し、大げさに言うと車両という鉄道遺産の動態保存なのでしょうが、まだマニアの世界の話というレベルでしょう

長岡京駅

 今日、12月27日(延暦3年11月11日)は784年に第50代 桓武天皇が平城京から長岡京に遷都した日です。(地元では11月11日にイベントがあります。普通は旧暦での日付を優先しますから…。)遷都の理由は天武天皇系から天智天皇系への皇統交代による政治の一新を図るためや平城京の既存の仏教勢力や貴族勢力が大きくなりすぎてそれからの脱却のためであると言われています。神足そして、遷都の翌年に長岡京造営の責任者である藤原種継が暗殺されます。長岡京でどんな事があって、僅か10年で平安京に遷都した事についてはまた、書きます。

 今回はJRの長岡京駅について少し書いておきます。JRの長岡京駅は昔は“神足(こうたり)”駅と言われていました。旧国鉄では難読駅【東西の横綱は山形県の及位(のぞき)と山口県の特牛(こっとい)でしょうか?】の上位に位置したユニークな駅名でした。しかし、1995年(平成7年)に長岡京駅に改称されています。地元では小学校や神社、そして地名には“神足”は残っています。右の写真は神足公民館前に保存されている旧“神足”駅の駅名標です。

 

series☆あかつきの生産管理②

 生産管理が拘る事を強いて一つあげるなら、「正義の中の識別」です。「正義の…」については企業秘密(笑い)なので、今回は「識別」について話をします。多種、多様な別注商品を手配している会社の生産管理は特にこの「識別」が大切です。★必要か必要でないか?★OKか否か?内策か外注か?%e8%ad%98%e5%88%a5blog★レギュラーかイレギュラーか?★適合品か不適合品か?⇒こうした「識別」がタイムリーに適切にできるかどうかが重要です。経験も必要ですが、判断材料を如何に迅速に集められるか?ある程度答えの方向性を模索しながら、判断できる人に相談できるか?そんな縁の下の力持ち的な脚本を書けるかどうか?総て「識別」の能力にかかっています。つまり、①優先順位 ②判断基準 ③情報収集等を活かせる「識別」の能力が鍵なのです。日頃の地道な「識別」がここ一番の重大な「識別」につながっていきます。…「識別」をしなくなった生産管理は単なる『木偶の坊集団』に陥ります。

 不適合にまつわる予防処置と是正処置も同じです。起こりうる不適合に対しての予防処置と発生した不適合に対しての是正処置だから、全く異なる…とお考えの方もいらっしゃると思いますが、是正処置も再発防止ですから、今後、起こりうる不適合に対して如何にきちんと対策ができるかどうか?なので、考え方は同じです。つまり、不適合の発生を防止するシステムづくりです。これは危険予知の「識別」とその能力を鍛えておかないといけません。生産管理に安易に求められる『瀬戸際の魔術師』は単に幻の存在であって、本来『揺るぎない勝負師』であるべきなのです。“何となく感じる違和感”があなたの危険予知のベルを鳴らしているのです。その小さなベルの音に逸早く気がつき、余力を持って対応できる生産管理は些細な「識別」を大切にしている人に他なりません。

中央西線

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 今日は二十四節気の大雪(たいせつ)です。昔は雪がたくさん降ったのでしょうね。写真は中央西線のEF64形電気機関車が牽引する貨物列車です。中央西線の野尻駅の南側で撮影しています。バックは木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)で、長野県にある標高2,956?の山で、中央アルプス、木曽山脈の最高峰です。撮影年月日は2008年12月13日で、頂きにもう少し冠雪していればいいのですが、天候としてはバッチグーです。12月に入っても最近はよほど北に行かないと、まとまった雪は降らずに「雪景色」の鉄道写真が撮影できません。こうして12月の中旬に年賀状の写真を物色して新潟や長野に土日で行っています。一応、「青春18切符」という“大リーグボール養成ギブス”をつける拘りの中で…。 理由は4月の桜の時期と合わせて雪景色等の「ワンチャンス」の風景をものにする強運と実力が必要だからです。変わりゆく時代の中でジンクスと季節感は大切(?)にしたいものです。

series☆あかつきの生産管理①

 鉄道や社寺の話がふまじめではないのですが、今日は真面目な生産管理の話です。生産管理の大切な仕事の中に進捗管理があります。工程管理を含め、一つの商品の入稿、校了、印刷〜加工、出荷の進捗管理はもちろんですが、たくさん集まってきて、月々の生産枠のぎりぎり一杯まで迫り、またシーズン制があって繁盛期と閑散期の差が激しい商品群は生産管理の「数による進捗管理」がポイントです。SN3O0106納期があってそれを守る事はもちろん大切な事ですが、同時に日産の生産数量が限られている商品は見えない納期に対して準備と対応が不可欠です。

 その中で現場を含め今日の安心、明日の不安等を明確にする為に写真の様に「計画対比の目標管理」が物をいいます。とにかく、体力と精神力の続く限り、がむしゃらに頑張る事には限界があります。座標軸といいますか、現状把握として、○月○日現在、当日の目標数値、当日までの累計目標数値がどの状況になっているかを関係者が共有することで「漠然とした不安」 (でたっ!!)はなくなります。本来ならばこの表にに受注数量とそれぞれの昨年対比の数量を公開すると一目瞭然、受注と生産のバランスがよくわかるのですが…。数字は正確です。計画通りいかない場合は必ず、原因があります。そこに早く気が付き、解決すれば軌道修正も楽です。「感覚と雰囲気」で忙しいとか…そうでない…と表現する様になったら…もうお終いです。「感覚と雰囲気」で危険予知するには長い歳月がかかりますし、根拠のない事を周囲に説得するのには無理があります。正に生産管理の采配が問われる「数の進捗管理」です。