国際商貿城

中国の義烏市(イーウー市)に世界最大と言われる国際商貿城があります。日用雑貨の卸売市場で、東京ドーム30個分の広さがあり、170万点の商材が取引されているとのことです。

しかし、あの広さは行って見なければわからないでしょう。とにかく、大きな建物が5棟あり、その中に幅3~5mの間口の店が果てしなく続いていて、それが5階分あります。

日本でも大きな展示会が行なわれていますが、それが毎日続いているという感じです。

10時頃から午後の4時頃まで歩いては覗いて話を聞いたり、名刺交換してサンプルをもらったりなどの繰り返しをしていても、見ることのできるのはほんの一部分だけというぐらい広く、全て回ろうと思えば1ヶ月ぐらいかかりそうです。

義烏市は私の滞在していた寧波市(ニンボウ市)から、バスで片道3時間ぐらい内陸のほうへ走ったところにあり、決して近くはないのですが、最初の頃は何か商品や部品など調達する必要があると探しに行ったものです。毎週のように行っていた時期もありました。

特に目的としては、写真関係や文具関係でのものが多く、途中からは展示品の多さから、変わったものや、おもしろそうな展示物の発見をしに行ったように思います。

めぼしいものがあれば、工場を見に行き、品質がよいものかどうかの見極めながら購入となるのですが、その時点でパスになる場合がほとんどでした。

100円ショップの商品として日本からも仕入れする場合も多いらしいのですが、後進国向けということもあり、品質が良い掘り出しものはそうそう見つかりません。

当時、中国に来たばかりということもあって、なにかしなければとの思いから、新しい商材をもとめ、休み返上で動き回っていたことを思い出します。

さて、最近はネット販売が主流となっており、この時のような目の中に洪水のようにいろいろな商品が入ってくる経験はなかなかありませんが、ものづくりのヒントは足で探すことが大切だと今でもそう思っています。

 

TAISEI株式会社 奈良工場

外注管理部 小村