八の字

寒波のせいでここ数日、寒い日が続いています。奈良での冬も3回目ですが、今年は特に寒く、通勤時の田んぼには毎日のように氷が張っており、雪も思い出したように時にはかなり強く降っています。

節分ももうすぐなのにと思いつつそのあとにくる立春に春の到来の期待をこめているのは昔からの繰り返しなのでしょう。

今年の正月は、父親の米寿の祝いもあり何かとバタバタしていました。八の字は日本でも末広がりで縁起の良い数字なのですが、中国でもバツグンに良い数字で、何かにつけてめでたい時にはついて回ります。

祝い事も派手で、以前、浙江省のある企業で、窓口担当の女性の結婚式に出席したときは、黒塗りの花びらをまとった外車数台でパレードした後に、結婚式場では500人とか記憶していましたがすごい人でした。親戚も多く、会社も大きかったのでしょうが華やかさや、表現の仕方も日本と比べてもまるでスケールが違ったように感じました。

幸福度のアピールのように見えてしまうぐらいの徹底ぶりですね。

その時持参した祝い金も確か八の数字の入った額がよいと教えられそのようにしたように覚えています。

それに比べれば地味ではありますが家族に祝福されつつ自分の人生を振り返る時を得た一人の老人の深い幸福感もそれはそれで心を打つものもあります。

果たして自分自身もこのような瞬間を迎えられるのかなどと思いつつ片方では、まだまだそんな考えは早すぎるという声もあり年明け早々考えさせられたものです。

 

TAISEI株式会社 奈良工場

外注管理部 小村