パ・リーグから学ぶ26:『80周年記念 あの時の記憶【1】 パ・リーグ史上最速優勝』

新しい年が始まりましたね。

2018年はホークスが球団創設80周年を迎えますね。

今年1年は、ホークスと出会えた事、またそこから学んだことに感謝し、今後も長きに渡り

存続してくれることを願い、私自身も高みを目指し成長して行く事を目的とし、『80周年記念 あの時の記憶』と題してブログを書かせて頂ければと思っています。

 

吉田課長① 1回は・・・

・内 容:パ・リーグ史上最速優勝

・日 時:2017916

・場 所:メットライフドーム

・私 は:39才 

・どこに:自宅でTV観戦

 

 

 

①ブレない信念(V10 世界一の球団になる)

②当たり前の事を当たり前にやる(全力疾走、声を出す、楽しくやる)

③全員が同じ方向を向く (フロント、現場、ファン)

④上層部の一体感(オーナー、会長、監督)

豊富な資金力だけに目が行きがちですが、こういう事がベースにあって成しえた事だと感じています。

その中で④上層部の一体感は、オーナー、会長、監督に注目が行きがちですが、私自身は、球団社長の

力が大きく関係していると思っています。

今回は、後藤球団社長のインタビュー記事をご紹介させて頂きたいと思います。

 

-今期は若手が活躍し、主力の離脱もカバーした。若手が育つ土壌とは。

「ここにはこだわりがある。ウチは3軍を持っている。米国の野球システムって、メジャーを1軍としたら8軍まである。

 日本の野球で3軍というと急に落ちる気がするが、米国でいえば2A。それに値する若手選手をどんどん入れていきたい。

 チームの体質として、どんどんそこから上に上がってくるシステムになれば。チームに所属する選手みんながそういう思いで

 やる事が大事。」

 

 2011年から3軍制へ移行した

「効果はあると思いながら未知数だったが、ここまでとは思わなかった。20代の選手がレギュラーにどんどん出てくるような

 仕組みを作らなきゃいけない。機能させるにはフロントと監督の間で、あるべきチーム像が議論されることが大事」

 

-現場とフロントのビジョン共有が重要だ

「中長期でチームを見る忍耐力を含め、監督が見てくれさえすれば、今度はそこに選手を供給するシステムの問題。大学も社会人も

 否定しないが、3軍であれば自分たちが直接、見られる。手塩にかけて育てられる方が、より選手のことも分かる」

 

-育成も含めて毎年ドラフトで10人前後を指名している。

「全員がレギュラーになれるわけじゃない。僕らには若い選手を預かった、すごい重たい責任がある。毎年、自由契約を出さざるを

 得ない。その選手たちには必ずソフトバンクグループ企業からオファーを出す。グループ全体で、われわれとして、できる

 限りの預かる責任をちゃんと示したい。育成選手も、みんな」

 

-その方針はいつごろからか。

2013年に僕が社長になる前からこのシステムはあった。ただ、自由契約の選手にも『もし良かったらどう?』という感じ

 だった。それじゃダメだと。『ウチに来い』と選手を口説きなさいと。人事担当のつもりで。現実には、それでも来ない。

 でも、そこまでしないと責任を果たしたことにはならない。だいたい自由契約になる選手の皆さん、おっしゃる事は一緒。

『野球しかやってないから会社員みたいなことはできないです』『自分はそんなところでできません』と

「僕らからすると『何考えてんだ』と。いい意味で。厳しい練習に耐え、自分で目標を設定し、クリアして、野球というチームマネジメントも学んで、ドラフトで入れて。ドラフトで選ばれる時点で、間違いなく東大に入るより難しい」

 

 -企業が求める人材として評価している。

「課題設定と、それをやりきる力。ビジネスと全く一緒。来てくれさえすれば、そういう人は必ず成功できる…と、思うが、来たがらない選手は、やっぱり知らないことが多い。そこをちゃんと親身になって説明して、分かってもらって、引っ張る。何であなたが必要とされてるか。真剣に引っ張ってあげないと。最後に判断するのは本人。そこまでやっても来てくれなければ残念だが、そこで聞いた話を、次がどんな仕事でも、覚えてくれていると思う。やっぱり最後に、できる限りのサポートを、ベストを尽くしてあげたい。そこまで考えてあげたい。一度のドラフトで高校生を7、8人取るっていうことは、特にそこの辺の責任が問題」

 

-世代交代が促進される

「『後輩に道を譲る』という意味ではない。常に最高のパフォーマンスを出すためには、場合によっては1年間、全試合出る必要はないと思っている。少しメンテナンスしながら、出た試合では必ず3割打つと。試合比率で(試合数に対して多く)どんどん打点も稼ぐ。そういうパフォーマンスを出してくれるのがチームにとって最高。その方が、選手も長続きするじゃないか。40歳を過ぎても活躍できるような選手がたくさんいることは素晴らしいことだ」

 

-球団として課題認識を明確に持っていた。

「特に野手についての、次世代に対する漠とした危機感というのがある。候補になる人間はバーッと出てくるが。今、20代の戦力が非常に整っているから(その戦力が)みんなが元気だったら、若い選手がなかなか1軍で出られないところはある。でも、それを乗り越えてくる選手が出てくるようにしたい。選手が自己目標として『今、1軍のあの選手を乗り越えないと自分は(レギュラーに)なれないな』という思いを持っていてくれればいい。そうしているうちに、どうしても故障者は出るし、ケアの必要なとき、思い切って休んでもらえる」

 

-筑後のファーム施設は2年目。感触は

「あれを造るのは実は相当、悩んだ。相当悩んだが、思い切って造って、本当によかったなという投資。やっぱり相当な投資金額になる。それがはた目には、投資回収が難しいようなコストセンター(収益が計上されない部門)に見えるわけだ。それをどういうふうに昇華しいくか。それを将来、これから5年、10年、20年のホークスの計として、どう考えるか。それはまず第一に育成の観点からの必要性。これありきだが、加えて、施設自体にどうやって、今までにないような収益化をするチャンスがあるか。事業サイドとも、ものすごく(案を)たたいて。事業責任者も決めて。1年以上、議論しながら、モデルをつくって、それで走りだして、やってみて。お客さんが雁の巣(2軍の前本拠地)の10倍ぐらい来てるわけで。いろんな意味で…全ての観点で、本当にやってよかった」

 

-米大リーグでプレーした選手の獲得を続けてきたが、これは若手の育成と矛盾しないのか。

「われわれはいつも市場価値の議論をしている。今いる選手に対しても、常に市場価値を大事にしている。例えばFAなら宣言した瞬間に、会社が上場するようなもの。他球団からもオファーができるんだから、そこで価格が形成される。海外組もそう。一度マーケットに出てる選手たちには、みんなもうフェアプライス(適正価格)があるわけだ。僕らは常に、そこに目を置くべき」

「そうやって取った選手を、若い選手から見て、想像を超えたネガティブなことはないと思う。むしろ『ああいう選手が来てくれたんだ』となるんじゃないか。取ってきた選手はみんな若くはない、それはある程度、もう活躍している選手だから。若い選手は、そこを冷静に受け止めていると思う。技術をどんどん盗ませてもらったらいい。プロの世界だから、親切に教えてくれはしないとも思うが、学ぶことは多い」

 まずは、良い意味でいつからこんな球団になったんだろう・・・と思ってしまいます。

自分なりに参考に出来るところは参考にしたいと思います。

 

今年も1年間よろしくお願いします。

 

TAISEI株式会社  奈良工場

生産管理部 吉田